(Photo: IRB/Martin Seras Lima)
男子7人制代表のトップクラスが競う世界サーキット、「HSBC セブンズ ワールドシリーズ 2013−2014」の第2ラウンドが11月末にドバイで開催され、フィジーが優勝した。セブンズ大国のフィジーだが、ドバイ大会で栄冠を獲得したのは初めて。
昨季までイングランド代表を指揮していたベン・ライアンを新ヘッドコーチに迎え、規律面で成長を見せるフィジーの大男たちは、準決勝でワールドカップ・セブンズ王者のニュージーランド(今季第1ラウンド、ゴールドコースト大会覇者)を44−0と圧倒。南アフリカとの決勝は、前半に3連続トライで19−0と大きくリードし、後半は相手スクラムの球出しにプレッシャーをかけてから得点するなど集中力高く、29−17で制した。南アは終盤、20歳のシャイニングスターであるチェスリン・コルビなどがゴールラインを越えたが、反撃が遅かった。
今シリーズの第3ラウンドは、12月7〜8日に南アフリカのポートエリザベスで行われる。
<決勝トーナメント/2013年11月30日>
【ボールトーナメント(9〜16位) 準々決勝】
・ポルトガル 24 − 7 ロシア
・カナダ 22 − 12 スペイン
・サモア 21 − 10 フランス
・オーストラリア 47 − 7 アメリカ
【カップトーナメント(1〜8位) 準々決勝】
・ニュージーランド 26 − 19 アルゼンチン
・フィジー 26 − 14 スコットランド
・南アフリカ 21 − 12 ケニア
・イングランド 33 − 12 ウエールズ
【シールドトーナメント(13〜16位) 準決勝】
・スペイン 17 − 5 ロシア
・フランス 19 − 14 アメリカ
【ボウルトーナメント(9〜12位) 準決勝】
・ポルトガル 33 − 24 カナダ
・オーストラリア 19 − 14 サモア
【プレートトーナメント(5〜8位) 準決勝】
・アルゼンチン 12 − 5 スコットランド
・ウエールズ 24 − 19 ケニア
【カップトーナメント(1〜4位) 準決勝】
・フィジー 44 − 0 ニュージーランド
・南アフリカ 26 − 12 イングランド
【シールド決勝(13・14位決定戦)】
・フランス 28 − 17 スペイン
【ボウル決勝(9・10位決定戦)】
・オーストラリア 17 − 12 ポルトガル
【プレート決勝(5・6位位決定戦)】
・アルゼンチン 21 − 5 ウエールズ
【3・4位決定戦】
・ニュージーランド 17 − 14 イングランド
【カップ決勝(優勝戦)】
・フィジー 29 − 17 南アフリカ