ラグビーリパブリック

日本代表を成長させたサラセンズ主将ボーズウィック 今季限りで選手引退

2013.11.29

SB

ジャパンの合宿でリーチらを指導するボーズウィック
(撮影:BBM)

 世界屈指のラインアウト理論家であり、日本代表のスポットコーチでもあるサラセンズ(イングランド)のLOスティーブ・ボーズウィックが28日、2013−2014シーズンを最後にプロ選手としての役目を終えると発表した。
 イングランド代表主将としても活躍した34歳のボーズウィックは、サラセンズから来季の契約オファーを受けたが固辞し、パフォーマンスのレベルが落ちる前に、自ら競技生活に幕を降ろす決断をした。
 代表57キャップ。2003年のワールドカップ優勝メンバーにはなれなかったが、4年後の大舞台に立ち、2008年から2010年の欧州6カ国対抗戦までナショナルチームの主将を務めた。サラセンズでも偉大なリーダーであり、2011年にプレミアシップ(イングランド最高峰クラブリーグ)の優勝カップを掲げた。
 ブーツを脱ぐまであと半年。ラストシーズンは、プレミアシップの王座奪還とハイネケンカップ(欧州カップ)獲得を狙う。

Exit mobile version