関西大学Aリーグは24日、兵庫・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で第7節の1試合を行い、関西学院大が55−7で近畿大を下した。
関西学院大は4勝3敗で全日程を終了し、全国大学選手権大会に進むことができる5位以上が確定。最下位が決まっていた近畿大は、最終戦でも勝利をあげることができず、0勝7敗で終わった。近大はAリーグ残留をかけ、12月7日の入替戦に臨む。
今シーズンの関西大学Aリーグは、天理大×立命館大の1試合(11月30日/大阪・近鉄花園ラグビー場)を残しているため、3位・京都産業大(5勝2敗)、7位・関西大(1勝6敗)、8位・近畿大をのぞく5チームは最終順位が確定していない。
優勝争いは、現在5勝1敗の立命大と、5勝1分1敗で戦いを終えた同志社大に絞られている。立命大は同志社大との直接対決を制しているため、最終戦を勝てばもちろん、引き分けでも1位となる。立命大に黒星がつけば、笑うのは同志社。
現在3勝3敗の天理大は立命大を倒せば、4位(関西学院大は、天理と4勝3敗で並んだ場合、直接対決で負けているため5位通過で大学選手権出場)。しかし、もし天理大が最後に敗れて3勝4敗で終われば、3勝1分3敗の大阪体育大が5位に浮上、天理大は6位となる(この場合、関西学院大は4位)。2011年度の大学選手権で準優勝、関西地区は過去3年連続で制してきた天理大だが、今季は大阪体育大にも敗れているため、立命大との最終戦が引き分けでも、大学選手権への道は絶たれる。