ラグビーリパブリック

昨年度の王者・常翔学園と準V御所実が花園予選敗退! 京都代表は桂

2013.11.17

京都成章を倒した桂(紫)が花園出場の悲願達成
(撮影:YOSHIO ENOMOTO)

 昨年度の全国高校ラグビー大会で決勝を戦った常翔学園と御所実業が、ともに花園行きを逃した。
 17日、各地で第93回全国高校ラグビー大会(2013年12月27日〜2014年1月7日開催)出場をかけた予選決勝が行われ、全国2連覇への道を進んでいた常翔学園は、大阪府第1地区予選決勝で東海大仰星に5−47で大敗した。東海大仰星は今春の全国センバツ準優勝校。
 奈良県大会の決勝に進んだ御所実業は、6年ぶり61回目の全国出場を目指した古豪・天理に12−15で敗れ、この冬は花園に立つことはできない。

 激戦区の大阪ではほかに、大阪桐蔭と大阪朝鮮が代表権を獲得した。春に初の日本一に輝いた大阪桐蔭は、大阪第2地区決勝で同志社香里を61−0と圧倒。センバツでベスト4入りした大阪朝鮮は、大阪第3地区決勝で常翔啓光学園を22−17で退けている。

 京都を制したのは桂。決勝では京都成章を26−5で下し、悲願の全国大会初出場を決めた。鳥取にも新しい風が吹き、米子工業との決勝を47−0で制した倉吉北が初の大舞台に挑む。

 神奈川大会は、桐蔭学園が34−22で慶應義塾を倒し、9連覇。同じく花園常連校の大分舞鶴は、県大会決勝で大分雄城台を52−7と圧倒し、28年連続の全国大会参戦となる。広島では、尾道が7年連続の優勝。7年ぶりの王座奪還を目指した広島工業の挑戦を48−7で退けた。滋賀県決勝では、光泉が54−0で八幡工業に大勝し、3年連続で花園出場を決めている。高知では、土佐塾が25−7で高知中央に快勝し、2連覇を果たした。

 静岡県代表は浜松工業。連覇を目指した東海大翔洋を27−14で破り、2年ぶり4回目の全国大会出場切符をつかんでいる。そして、和歌山の熊野は5年ぶりに花園へ。県決勝では和歌山工業と対戦し、13−10で競り勝った。

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