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男子セブンズジャパンも王座奪還! 香港との激闘制し、アジアの頂点に

2013.11.10

 「HSBC アジアセブンズシリーズ 2013」の最終ラウンド、シンガポールセブンズが、11月9日から2日間にわたって行われ、瀬川智広ヘッドコーチ率いる男子7人制日本代表が優勝カップを獲得した。
 日本は、今季第3ラウンドのインドセブンズこそ2位だったものの、第1ラウンド(マレーシアセブンズ)と第2ラウンド(タイセブンズ)も制しており、総合47ポイントで、シーズンチャンピオンの座も手にした。

 シンガポールセブンズの最終日、日本はカップ準々決勝でマレーシアを41−5と圧倒し、準決勝では中国に26−0で快勝。
 決勝は、昨年のアジア王者である香港と対戦し、前半を5−19とリードされたものの、後半はブレイクダウンの攻防とスタミナ、執念で勝った日本が3トライをあげ、24−19で逆転勝ちした。

 日本は、来年3月の香港セブンズで行われる「HSBC セブンズワールドシリーズ 2014-2015 コアチーム昇格決定戦」への出場権を獲得し、世界の強豪が集うトップグループの仲間入りを目指す。

■男子7人制日本代表 瀬川智広 ヘッドコーチ コメント

 チーム一丸となって戦い、アジアシリーズの総合チャンピオンのタイトルを勝ち取ったことを嬉しく思う。決勝の香港戦では苦しい時間帯もあったが、まさにその場面で、我々がやってきた前に出るディフェンスと大きくボールを動かすプレーをすることができた。我々が目指しているのは「HSBC セブンズワールドシリーズ」に昇格して世界最高の舞台で戦い、オリンピックでメダルを獲ること。この目標に向かって、今後もしっかりチームを作っていきたい。

■男子7人制日本代表 坂井克行 キャプテン コメント

 アジアシリーズの総合チャンピオンになるという目標を達成できて誇りに思う。決勝の香港戦は、戦術や理屈ではなく、日本代表の魂、誇りで勝った試合。また、会場は違ったが、女子も(ARFU アジア女子セブンズシリーズ 2013 第2戦・インドセブンズで)優勝して、男女ともに優勝できたことが本当に嬉しい。数多くの現地在住の日本人の方が会場まで来て下さり、たくさん声援を送って下さいました。本当に力になりました。ありがとうございました。

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