インドのプネーで9日、「ARFU アジア女子セブンズシリーズ 2013」の第2ラウンド(インドセブンズ)が開幕し、女子7人制日本代表は3戦全勝で初日の戦いを終えた。
プールBの第1戦でイランを53−7で下した日本は、フィリピンとの第2戦も50−0で快勝し、シンガポールとの第3戦は33−5で制した。
優勝を狙う日本は、10日午前中(現地時間)にプールBのアラブ首長国連邦、香港と対戦し、同組1位ならば午後は決勝進出となる。
■女子7人制日本代表 浅見敬子ヘッドコーチ コメント
初戦のイラン戦は大量得点できたが、入りの部分が悪く、先取点をイランに許してしまった。まだ若いチームのため、油断が出てしまった。しかし、集中して立て直しができたので、その点は評価できる。
選手たち自身が「次はまったくスキの無い試合をやろう」と反省して臨んだフィリピン戦は、初戦よりもボールを動かすことができた。シンガポールとの第3戦は前半クロスゲームになってしまったが、思い切った判断で若い選手を先発に起用し、若い力を活かした上で最後は全員で戦うことができた。
第1日の3試合のパフォーマンスについては、選手もスタッフも満足はしていない。明日(10日)の最終日は必ず3戦(プール残り2試合と順位決定戦)全勝で優勝を勝ち取りたい。
■女子7人制日本代表 中村知春キャプテン コメント
精度の点でまだまだ未熟な面が出てしまった。パスの精度、タックルの精度を高める必要がある。アジアのレベルでは走り勝てることができたが、私たちが目指すのはワールドスタンダード(世界レベル)なので、アジアレベルの殻を自分たち自身で破り、もっと上のレベルを目指さなくてはいけない。明日の最終日は、プレーの精度を見直し、日本代表のラグビーができるように修正していく。