ラグビーリパブリック

欧州ツアー直前の衝撃 アルゼンチン代表ヘッドコーチ辞任

2013.10.22


HC


タクトを置いたサンティアゴ・フェラン氏(写真右)。隣はフェルナンデス・ロッベ主将
(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)


 


 


 アルゼンチンラグビー協会は21日、代表チームを指揮していたサンティアゴ・フェラン ヘッドコーチ(39歳)の辞任を発表した。2008年にアルゼンチン史上初めてフルタイムコーチとして就任したフェラン氏だが、同協会との契約は年内に期限を迎えることになっていた。一部報道では、コーチ陣の間に亀裂が入っていたとも伝えられている。



 南半球4カ国対抗戦(ラグビーチャンピオンシップ)で、ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリアという強豪相手に奮闘したものの、2年連続で未勝利に終わったアルゼンチン代表。2007年ワールドカップで3位になった“ロス・プーマス”だが、約6年間のフェラン体制では大きな結果を残すことができなかった。彼の代表指揮官としての通算成績は、13勝1分31敗。2011年ワールドカップでは、優勝したニュージーランド代表を相手に準々決勝で敗退した。



 11月の欧州ツアー直前の辞任劇。アルゼンチン代表は、同月9日からイングランド代表、ウエールズ代表、イタリア代表とテストマッチを行うが、新しい指揮官は、早ければ今日か明日に発表される予定。


 

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