DJ・フォーブス主将率いる7人制ニュージーランド代表がゴールドコーストセブンズ優勝
（Photo: IRB / Martin Seras Lima）
男子7人制の世界サーキット、「HSBC セブンズ ワールドシリーズ」の2013−2014シーズンで最初に栄冠を獲得したのは、4季連続で総合優勝を狙うニュージーランドだった。
新シーズンの第1ラウンド、ゴールドコーストセブンズ（オーストラリア大会）が12日と13日に行われ、ワールドカップ・セブンズ2013のチャンピオンでもあるニュージーランドは、カップトーナメントでサモアとイングランドを下して決勝へ進み、最後はホームチームのオーストラリアを40−19と圧倒した。
決勝戦の序盤はオーストラリアペース。開始早々、エド・ジェンキンズ主将が左タッチライン沿いを振り切り先制トライを挙げると、前半4分にはジェームズ・スタナードが防御網を突き破り、ニュージーランドは12点を追う展開となった。しかし常勝軍団は慌てず、アンブローズ・カーティスが駆け抜けてすぐに1トライを返すと、前半終了2分前には、セットプレーからの攻撃でカーティスが再びゴールラインを越え、コンバージョンキックも決まり逆転した。
14−12で始まった後半は、王者が司令塔トマシ・ザマの走りで先に追加点を奪うと、勢い止まらず、さらに3トライを追加し、挑戦者を退けた。
今季セブンズワールドシリーズは、来年3月開催の東京セブンズを含めて9ラウンドが予定されており、第2ラウンドは来月末にドバイで行われる。
＜2013−14 セブンズWS 第1戦・ゴールドコースト大会 決勝トーナメント結果＞
【ボールトーナメント（9〜16位） 準々決勝】
スコットランド 19 − 10 アメリカ
カナダ 29 − 5 スペイン
アルゼンチン 17 − 12 トンガ
フランス 26 − 14 ポルトガル
【カップトーナメント（1〜8位） 準々決勝】
ニュージーランド 40 − 0 サモア
イングランド 26 − 12 フィジー
オーストラリア 24 − 12 ケニア
南アフリカ 28 − 21 ウエールズ
【シールドトーナメント（13〜16位） 準決勝】
アメリカ 26 − 7 スペイン
ポルトガル 40 − 7 トンガ
【ボウルトーナメント（9〜12位） 準決勝】
カナダ 19 − 14 スコットランド
フランス 17 − 12 アルゼンチン
【プレートトーナメント（5〜8位） 準決勝】
フィジー 31 − 26 サモア
ケニア 12 − 7 ウエールズ
【カップトーナメント（1〜4位） 準決勝】
ニュージーランド 14 − 5 イングランド
オーストラリア 24 − 19 南アフリカ
【シールド決勝 （13位決定戦）】
アメリカ 22 − 0 ポルトガル
【ボウル決勝 （9位決定戦）】
フランス 19 − 14 カナダ
【プレート決勝 （5位決定戦）】
フィジー 36 − 0 ケニア
【3位決定戦】
イングランド 47 − 0 南アフリカ
【カップ決勝 （優勝戦）】
ニュージーランド 40 − 19 オーストラリア