ニュージーランド国内最高峰の地域代表対抗選手権大会である「ITMカップ」は、10月13日にレギュラーシーズンの全日程が終了し、プレーオフの対戦カードが決定した。
日本代表（パナソニック ワイルドナイツ）のSH田中史朗が所属するオタゴは、2部リーグ（チャンピオンシップ・ディビジョン）の2位でフィニッシュ。背番号9を不動のものとした田中は最終試合のオークランド戦（1部・2部交流戦）にも先発出場し、37−33の勝利に貢献した。チームはホームでの準決勝開催権を獲得し、来週末に今季2部リーグ3位のホークスベイと対戦する。
同1位のタスマンは、4位サウスランドと激突へ。2部リーグの優勝チームは、来季は1部リーグ（プレミアシップ・ディビジョン）に昇格する。
今季1部リーグでは、ウェリントンが9勝1敗で1位通過。準決勝では、元オールブラックス主将のタナ・ウマンガが指揮を執るカウンティーズ・マヌカウの挑戦を受ける。
前身のエアー・ニュージーランド・カップから数えて6年連続の国内チャンピオンを目指すカンタベリー（リーグ2位）は、2007年以来の王座奪還を狙うオークランドとファイナル進出をかけて対戦する。