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東海大 77得点でリスタート! ジャパン練習生のWTB石井が6トライ!

2013.10.12

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キックオフからノーサイドまで集中力高かった東海大のスピードスター、石井魁
(撮影:松本かおり)

 

 

 関東大学リーグ戦1部は12日、昨季王者の東海大が同5位で今季は開幕2連勝中の日大に77−17で快勝。2勝1敗で勝点を9とした。敗れた日大の勝敗数、勝点も東海大と同じ(埼玉・熊谷ラグビー場)。

 東海大は9月29日、東京・キヤノンスポーツパークで前年度6位の中大に14−23と敗れた。木村季由監督によれば、この日に向け「ゲームを作るより、強みを出すことに徹底しよう」と意思統一。序盤から陣地を問わず左右に球を振り、看板のバックスリーを走らせた。特に、日本代表の練習生であるWTB石井魁は6トライを挙げた。指揮官は、「チームの意思が伝わる試合だった。(石井は)自分から走ろう、ボールタッチ数を増やそうとしている。ジャパンでも刺激を受けたと思う。彼のいいところは素直なところ。そこが出た」と語った。

 一方、CTB下地大朋のパスとCTBマイケル・バー・トロケのランが冴えて前半を10−17と競った日大だが、守備網が崩壊。加藤尋久ヘッドコーチは「いいように走られ、一度も前に出られなかった」と振り返った。

 
 東海大は19日に昨季3位も今季は開幕3連敗中の拓大と、日大は20日に今年度から昇格もここまで未勝利の立正大とそれぞれ対戦する(ともに熊谷)。

(文・向風見也)

 

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