欧州クラブ最高峰大会の「ハイネケンカップ」を統轄するERCは7日、2015年の同大会決勝を、初めてイタリア(ミラノ)のスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで開催すると発表した。サン・シーロとも呼ばれる同会場は、世界的人気を持つサッカークラブ、インテルとACミランのホームスタジアムとして知られ、約8万人を収容できる。
ハイネケンカップについては、イングランドとフランス側が、大会収入の分配や、不公平だと主張する大会フォーマットなどを理由に、来季からの離脱を示唆している。分裂の危機に直面しており、2014−15シーズンにハイネケンカップが行われるかどうかは不透明だが、ERC側は全力で問題解決に取り組み、第20回大会決勝をイタリアで華々しく開催したい考えだ。