ラグビーリパブリック

東芝LO大野 ジャパン秋シーズンに向け「常にいい状態」で臨む!

2013.08.27


ono


大野 均
(撮影:BBM)


 


 


 現役2位の日本代表73キャップ(国同士の真剣勝負への出場数)を誇るLO大野均は、11月のニュージーランド(NZ)代表戦と欧州遠征に向け、安定したパフォーマンスを貫くと宣言した。31日、東京・秩父宮ラグビー場で、国内最高峰であるラグビートップリーグ(TL)の今季初戦を迎える。



 2011年に母国であったワールドカップを制した強豪、NZ代表とは、11月2日に秩父宮で激突。遠征先では欧州6強の一角であるスコットランド代表とも戦うとあって、かねてからジャパン勢は意気込んでいる。遡って6月15日、秩父宮で欧州王者のウェールズ代表に23−8で勝った。FWでは最多のキャップ数を持つLO大野は、「ウェールズに勝ったという事実があるので、オールブラックス(NZ代表の愛称)に勝つことも夢ではないと全員が思っているはず。やればできるという自信を持っている。準備期間もあるので」と話した。



 9、10月はTLの前半節を戦う。「ジャパンの秋のシーズン、メンバーに名前を連ねられるように頑張っていきたい」。日本代表のエディー・ジョーンズ ヘッドコーチから「いつもインターナショナルレベルのプレーを」と言われるなか、「常にコンディションとメンタルをいい状態にして臨みたい」と語る。



 LO大野が所属する昨季TL準優勝の東芝は、27日、東京・東芝府中グラウンドで練習を行った。午前中はポジションに分かれてセットプレーや組織守備の連携などを確認。昨季同11位のキヤノンとの開幕節は、秩父宮で19時、キックオフとなる。


(文・向風見也)