2016年の母国開催オリンピックでメダルを狙う女子7人制ブラジル代表も、ワールドシリーズフル参戦
(Photo: IRB / Martin Seras Lima)
IRB(国際ラグビーボード)は22日、女子7人制代表による世界サーキットの2シーズン目、「IRB 女子セブンズ ワールドシリーズ 2013−2014」の大会スケジュールを発表した。
昨季はドバイ(アラブ首長国連邦)、ヒューストン(アメリカ)、広州(中国)、アムステルダム(オランダ)の4都市で実施されたが、2季目はサンパウロ(ブラジル)とあと1カ所開催地が加わる予定で、全部で6ラウンドが行われることになった。
新シーズンのキックオフは11月28日で、ドバイで3日間熱戦が繰り広げられる。第2戦のアメリカ大会はアトランタに舞台を移し(2月15〜16日)、2016年リオデジャネイロ五輪へ向けて7人制ラグビーの強化が進むブラジルのサンパウロで第3戦が行われる(2月21〜22日)。次はアジアへ飛んで広州大会(4月4〜6日)、第5戦がアムステルダム大会(5月16〜17日)で、第6戦の開催地とスケジュールは後日発表される。
全ラウンドに参戦できる“コアチーム”は、今年6月末にモスクワで開催されたラグビーワールドカップ・セブンズ2013の成績によって決定。同大会でベスト8入りした、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、スペイン、オーストラリア、イングランド、ロシア、アイルランドがコアチームのステータスを得、2016年オリンピック開催国のブラジルもIRBハイパフォーマンスプログラムの一環として、全6ラウンドで世界の強豪と戦うチャンスが与えられる。
一方、コアチーム入りを逃したサクラセブンズ(女子7人制日本代表)だが、昨季同様に招待枠で、中国の広州大会などいくつかのラウンドに参戦することが予想される。