ニュージーランドで100年以上の歴史を持つ重厚な盾、『ランファリーシールド』の争奪戦が17日にハミルトンで行われ、タイトルホルダーのワイカトが31−22でノースランドを下し、防衛に成功した。残り時間約10分のところで、チャレンジャーに2点差まで迫られたワイカトだったが、75分にPRトビー・スミスが勝負を決定づけるトライを奪い、辛くも逃げ切った。
昨年10月3日にタラナキから盾を奪還し、ホークスベイ、ホロフェヌア・カピティ、イーストコースト、ノースランドの挑戦を退けて4度の防衛に成功したワイカト。次の防衛戦は8月23日だ。日本代表(パナソニック)のSH田中史朗が所属するオタゴが、ランファリーシールド奪取に挑む。