(Photo:IRB)
3大会ぶり4度目のワールドカップ出場を目指す女子15人制日本代表の、決戦のときが決まった。IRB(国際ラグビーボード)は24日、女子ラグビーワールドカップ2014の、アジア予選とアフリカ予選の日程を発表。アジア地区予選は、今年9月4日から7日までカザフスタンで開催されることとなった。
日本、カザフスタン、香港、シンガポールのうち1位になったチームのみが、来年8月にフランスで開催される女子ワールドカップに出場できる。1回戦は日本×香港、カザフスタン×シンガポールで、その勝者同士が1枚の切符をかけて決勝で対決する。
女子15人制日本代表“サクラフィフティーン”にとって最大の強敵は、6大会連続出場を目指しているカザフスタン。日本女子は過去2大会連続、アジア予選でカザフスタンの前に屈しており、2006年大会予選は3−19、2010年大会予選は5−43で悔し涙をのんだ。昨年の女子アジア4カ国対抗決勝でも両チームは対戦しており、そのときは8−17で惜敗している。
なお、欧州予選とオセアニア予選はすでに終了しており、アイルランド、ウエールズ、スペイン、サモアが出場権を獲得。予選免除のフランス(開催国)、ニュージーランド(前回大会優勝)、イングランド(同2位)、オーストラリア(同3位)や、自動的に切符が与えられた北米のアメリカ、カナダも2014年大会参加が決まっている。
あとはアジア代表1チームとアフリカ代表1チームを待つのみで、アフリカ最終予選は9月7日に南アフリカ×ウガンダの間で行われる予定。