ロシアのカザンを舞台に熱闘が繰り広げられてきた第27回ユニバーシアード競技大会のラグビー競技（７人制）は、17日に大会最終日を迎え、男子日本代表は６位に終わった。
淵上宗志ヘッドコーチ率いる男子日本代表は、プレート決勝（５・６位決定戦）でベルギーと対戦し、10−19で敗れた。前半に原田季郎がゴールラインを越え、後半１分には小原政佑がトライを挙げて２点差に迫ったが、すぐさまベルギーに３トライ目を許し、逆転することはできなかった。
なお男子決勝は、ロシアが29−19でフランスを下し、金メダルを獲得。３位はイギリスだった。
女子も地元サポーターの声援に応えたロシアが、イタリアとの決勝を30−10で制し、優勝。銅メダルはカナダが獲得し、前日に戦いを終えた女子日本代表は９位という成績だった。
■男子日本代表 淵上宗志ヘッドコーチ コメント
この大会でこだわってきた、走って相手を崩すという点は通用したが、フィジカルで負ける局面が多かった。今後このような世界大会でより上を目指すため、さらに強化をしていかなければならない。
■男子日本代表 松延泰樹キャプテン コメント
大会を勝利で終えられなかったことが悔しい。チームは試合を重ねるごとにレベルアップしてきた。このメンバーでメダルを取りたかった。大会後、選手はそれぞれの所属チームに戻るが、再びこのメンバーで日本代表として戦えるよう努力していきたい。