ラグビーリパブリック

ありがとうマディバ! ラグビーとサッカーの南ア代表が8月同会場で夢の競演

2013.07.03

sa

 

 

 南アフリカに民族和解と統一、自由をもたらし、スポーツ発展にも多大なる功績を残したネルソン・マンデラ元大統領(94歳)に敬意と感謝を表すため、同国ラグビー協会とサッカー協会は8月17日の『ネルソン・マンデラ・スポーツデー』に、同会場でナショナルチームのダブルヘッダーを行うことを決めた。7月2日、同国スポーツ省が正式に発表した。
 かつて人種差別問題を抱えていた南アフリカでは、ラグビーは白人のもの、サッカーは黒人のものといわれていたが、時代は変わった。人種に関係なく愛されるようになった南ア2大人気スポーツの夢の競演は、2010年サッカーワールドカップの決勝会場となった黒人居住区ソウェトのFNBスタジアム(サッカーシティ)で実現する。
 約9万5000人を収容できるアフリカ最大のスタジアムで、ラグビー代表スプリングボックスは南半球4カ国対抗戦(ラグビーチャンピオンシップ)の開幕戦としてアルゼンチン代表と対戦。南アサッカー代表のバファナバファナは、ブルキナファソ代表と親善試合を行う。

 マンデラ元大統領は肺の感染症の再発で6月8日から入院しており、危篤状態が現在も続いている。

 

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