オーストラリア代表20キャップ保持者のマッケイブ。彼にはまだ、引退の文字はない
(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)
先週土曜日のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦で首を負傷し、担架で運ばれたオーストラリア代表のCTBパット・マッケイブ(25歳)が、年内はラグビーフィールドを離れて治療に専念することになった。
『FOX SPORTS』など地元メディアによれば、25日に専門医による再検査を受け、首の骨折を再発していたことが確認されたという。マッケイブは昨年の欧州遠征でも首に大怪我を負っていた。今後のラグビー人生のためにもしっかり休むことが必要と忠言された勇敢なタックラーは、ライオンズとの残り2試合だけでなく、スーパーラグビーのプレーオフ、南半球4カ国対抗戦、そして11月の欧州グランドスラムツアーも欠場となる。
しかし、彼のラグビーキャリアが終わるわけではない。
専門医からリハビリについて話を聞いたマッケイブは「回復へ向けてすごく励みになった」とポジティブにとらえており、再びプレーフィールドへ戻ることに強い意欲を見せている。