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五輪後もW杯セブンズ実施へ! 2018年大会開催地にウエールズ名乗り

2013.06.13

 2016年から、セブンズの最高峰大会はオリンピックとなるため、ワールドカップ・セブンズは2013年が最後になるのではないかとも言われていたが、IRB(国際ラグビーボード)は6月12日、リオデジャネイロ五輪後もワールドカップ・セブンズを継続実施すると正式に発表した。
 どちらも4年に一度のビッグイベントであることから、オリンピックサイクルの中間でワールドカップ・セブンズを行うことを決定。そのため、7人制ラグビーのワールドカップは今年6月末にロシア(モスクワ)で開かれたあと、次回開催は5年後の2018年となる。

 毎年のカレンダーには世界サーキットのセブンズ・ワールドシリーズが男女ともにあり、オリンピック、ワールドカップ・セブンズという真のグローバル大会が2年に一度開催されるようになる7人制ラグビー。各国代表選手たちのレベルアップはもちろん、競技人口増加、人気拡大、商業的注目度アップへ、拍車がかかるのは間違いない。

 そして早くも、ウエールズラグビー協会(WRU)が2018年ワールドカップ・セブンズ招致へ向け、準備をしていることを明らかにした。『BBC SPORT』によれば、ミレニアムスタジアムを会場として考えているWRUは、ウエールズ政府とカーディフ市議会に働きかけ、今年のクリスマス前に正式に入札文書を提出する予定だという。もし招致に成功すれば、1993年スコットランド大会(第1回大会)以来の英国開催となる。
 ちなみに、男子7人制ウエールズ代表は2009年大会で金メダルを獲得している。

 

 

東京セブンズを楽しむファン。7人制ラグビーにますます注目が集まる
(Photo: IRB / Martin Seras Lima)

 

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