オーストラリアの首都キャンベラで7日、スーパーラグビーの第17節1試合が行われ、ホームチームのブランビーズが39−17でメルボルン・レベルズを下し、一番乗りでプレーオフ(ファイナルシリーズ)進出を決めた。
南半球最高峰リーグのプレーオフに参戦できるのは、全15チームのなかの6チーム。オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの各カンファレンス優勝チームと、それ以外で総合ランキングが上位だった3チーム(4〜6位)が次のステージへ進むことができる。
ブランビーズはこの試合で6トライを挙げてボーナスポイントを獲得(4トライ以上でBP1点)。10勝2分3敗(勝点59)で首位に立ち、もし最終戦で敗れても、プレーオフに進める6位以上が確定した。また、同国のライバルであるレッズが勝点で並ぶ可能性があるが、得失点差で100点以上も優位のブランビーズがオーストラリアカンファレンスを制すのはほぼ確実だ。
昨季はレギュラーシーズンの最終戦で涙をのんだキャンベラの荒馬。プレーオフで戦うのは優勝した2004年以来、9年ぶりとなる。
2007年W杯で南アフリカ代表を世界一に導いた知将ジェイク・ホワイトのもと、見事に復活したブランビーズ
(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)