豊田自動織機のスター選手でもあるカンコウスキー。7人制の大舞台で輝けるか
(撮影:Hiroaki. UENO)
6月のテストマッチに臨むスプリングボックス(15人制南アフリカ代表)には選出されなかったNO8ライアン・カンコウスキー(シャークス/豊田自動織機)だが、今月28日にロシアの首都モスクワで開幕するワールドカップ・セブンズ出場への意欲が強く、7人制南アフリカ代表のトレーニングスコッドに招集された。3日、南アラグビー協会が発表した。
ブリッツボッカの愛称を持つ7人制南ア代表は、昨季ワールドシリーズで東京セブンズを含む3大会を制し、総合ランキング2位の成績を収めた。ワールドカップでは優勝候補の一角だ。世界的なセブンズFWであるフランキー・ホーン主将が肩の骨折で離脱したため、2006年にセブンズ・ワールドシリーズ出場の経験があり、トップクラスのスピードと強さを持つカンコウスキーが十分にフィットすれば、ブリッツボッカにとっては頼もしい存在となる。
ほかにも、スーパーラグビーチームから4選手がリリースされ、シブシソ・シトレ(シャークス)、ライノー・ベンジャミン(チーターズ)、サンピー・マストリット(ブルズ)、ショーン・アデンドーフ(ブルズ)もセブンズの大舞台を目指す。
最終登録メンバー12名は、20日に発表される予定。
2013ワールドカップ・セブンズで男子7人制南ア代表は、スコットランド、ロシア、そして日本とプール戦で激突する。