アイルランド代表として最多の128キャップを持つSOローナン・オガーラが、今シーズンかぎりでの現役引退を決めた。18日、所属チームのマンスターが発表した。36歳になったオガーラは、来季からフランスのラシン・メトロでキッキングコーチに就任する予定。今年7月から2年契約で新しい仕事に取り組み、ユースの指導も担当する。
1997年のプロデビュー以来、マンスターで236試合に出場し、チーム歴代最
アイルランド代表としては、2000年のスコットランド代表戦で初キャップを獲得し、ワールドカップは3大会(2003、2007、2011)に出場。2009年のシックスネーションズもハイライトのひとつで、最終節のウェールズ代表戦で試合終了数分前に逆転ドロップゴールを決め、アイルランド代表として61年ぶりとなるグランドスラム(全勝優勝)達成の立役者となった。
そして、4年に一度結成されるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズには3度(2001、2005、2009)選出されている。
テストマッチで1083得点し、世界歴代4位のポイントスコアラーとなったゴールデンブーツの持ち主は、2003年にアメリカンフットボール(NFL)のマイアミ・ドルフィンズからオファーを受け、4年総額1200万ドル(約12億円)を提示されたと言われている。
【YouTube動画/ローナン・オガーラ】
https://www.youtube.com/watch?v=Ur6ze5icKnA