大野均
（撮影／BBM）
ラグビー日本代表は27日、香港代表とのアジア５カ国対抗の第２戦に臨む（香港・香港ラグビーフットボールクラブ）。現役第２位の64キャップ（国同士の真剣勝負への出場数）を誇るLO大野均は、20日に福岡・レベルファイブスタジアムであったフィリピン代表戦（○121−０）に続いて先発出場を果たす。
長野・菅平合宿（１〜５日）での負傷から、９〜12日の東京合宿（西が丘・ナショナルトレーニングセンター）では別メニュー調整を余儀なくされた。しかし、20日の今季初陣ではスターティングメンバーに名を連ね、後半18分までプレー。体調面から離脱を余儀なくされた選手もいるなか、エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ（HC）からの信頼は厚い。
同指揮官のもと２季目を迎えるジャパンにあって、LO大野は「試合に出る存在でい続けたい」と目標を掲げる。34歳。ジョン・カーワン前HC下では控えに回ることも多かったが、「エディーさんは2015年（ワールドカップイングランド大会）まではプレーしていないだろうと言っている。それをいい意味で裏切りたい」と意気込む。フィリピン代表に大勝後は、こんな話をしていた。
「怪我から戻ったところでエディーさんに選んでもらって、期待に応えたいという思いはありました。ホッとしてます」
香港代表戦は現地時間で16時（日本時間17時）、キックオフ。
（文／向風見也）