ラグビーリパブリック

男子セブンズ代表候補が強化・トライアウト合宿 連戦への耐性高める

2013.04.15



 


 


 6月にモスクワである7人制ワールドカップ(W杯)に向け、4月12〜14日 、男子7人制日本代表候補が強化・トライアウト合宿を敢行した。候補選手10名とトライアウト受験の2名が東京・西が丘のオリンピックセンターなどで汗を流した。



 同代表は世界最高峰の国際7人制サーキット「セブンズワールドシリーズ(WS)」の香港セブンズ(来季WSのコアチーム昇格めぐる予選部門/3月22〜24日・香港スタジアム)、東京セブンズ(3月30〜31日)に出場。いずれも大会序盤で勝利した相手に終盤の再戦で敗れ、瀬川智広ヘッドコーチは「W杯に向けてストレングス(強度)、フィットネス(持久力)のレベルを上げないと、どこかでいい試合ができたとしても、(それが)続かないということが起きてしまう」。さらなる体力強化が必要だと感じた。



「明るく、楽しく、元気よく、やる時はやる」がモットーの指揮官は、笑顔を交えつつ参加選手を追い込む。中距離走とボクシングのフットワーク練習のようなメニューを交互に行うなどし、坂井克行主将(豊田自動織機)は「なかなかハードでしたけど、皆楽しくやれたんでよかった」と振り返った。



「やりたいラグビーをしようと思っても、最後にバテましたでは話にならない。まずは幹を作る。走って体力をつける。6月のワールドカップまでにもっと走れるようにならなきゃいけない。現状を知れたという意味ではいい合宿だった」



 大一番に向け、チームは5月にも合宿を行う。


(文・写真/向風見也)


 



ワールドカップ・セブンズへ向け強化に励む7人制日本代表候補の坂井克行


 

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