第14回全国高校選抜ラグビー大会の準決勝2試合が6日に埼玉・熊谷ラグビー場で行われ、東海大仰星と大阪桐蔭(ともに大阪)が勝って決勝進出を決めた。
2006年の第7回大会以来、7年ぶり2回目のセンバツ優勝を目指す東海大仰星は大阪朝鮮高と対戦し、31−12で勝利。前半、FB野口竜司などがトライを重ね、堅守で相手に得点を許さず19−0で折り返すと、後半も先に点を取って主導権を握り、ゲームを支配した。
準決勝第2試合では、大阪桐蔭が冬の花園で全国制覇したばかりの常翔学園に挑み、38−31で熱闘を制した。前半1分にFB岡田優輝がゴールラインを越えたのを皮切りに、20分間で4連続トライを奪い、26−0と大きくリード。前半のうちに常翔学園から2本返されたものの、大阪桐蔭は後半の立ち上がりもよく効果的な追加点を奪い、相手の終盤の追い上げを振り切った。大阪桐蔭は春冬通じ、全国大会で初の決勝進出である。
「東海大仰星×大阪桐蔭」の決勝戦は、明日7日(日)に同会場で13時キックオフ。