春の高校ラグビー日本一を決める大会として、2000年(平成12年)に始まった「全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会」。第14回大会となった今年は大阪勢4校、常翔学園、大阪桐蔭、大阪朝鮮高、東海大仰星が準決勝進出を決めました。さすがラグビー王国! これまで、第3回大会(大阪工大高と啓光学園)、第6回大会(啓光学園と東海大仰星)、第10回大会(常翔学園と東海大仰星)で大阪の2校が同時に4強入りしたことはありましたが、ベスト4独占は初めて。もちろん、ほかの都道府県チームでも例がありません。
ちなみに、常翔学園は校名が大阪工大高だった2002年にセンバツ優勝を果たしました。東海大仰星は2006年に1回、春を制しています。大阪朝鮮高は3年前(第11回大会)の準優勝が最高位。大阪桐蔭は実行委員会推薦枠で初出場だった昨年、予選リーグ敗退(1勝2敗)だったため、今回が初の決勝トーナメントということになります。
今春、熊谷の地で栄冠を掲げるのはどのチームでしょうか。
なお、センバツでの最多優勝記録は、常翔啓光学園(旧校名:啓光学園)と東福岡の3回です。
(写真:流経大柏との激闘を制した大阪朝高/撮影:見明亨徳)