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東京セブンズ 準備は万端! キックオフを待て!

2013.03.28


tokyo sevens


東京セブンズ公式記者会見に出席した“世界トップ3”の指揮官、主将たち。写真左からフィジー、NZ、サモア
(撮影:松本かおり)


 



 28日、都内で『東京セブンズ 2013』大会公式記者会見が行われ、ベス・コールター氏(IRB トーナメント オペレーションズ マネージャー)、稲垣純一氏(『東京セブンズ 2013』トーナメントディレクター)と、シリーズランキング上位3チーム(ニュージーランド、フィジー、サモア)のヘッドコーチ、キャプテンが出席した。



 先週行われた香港セブンズの決勝で、ウエールズから逆転勝利を奪って優勝したフィジーのアリヴェレティ・デレHCは、試合終盤の強さについて尋ねられると、こう答えた。
「そうなると(終盤が強いということは)、フィジーは前半よくなかったということになる。まぁ、そうです。本来であれば、前半からコンスタントに戦えないといけない。香港セブンズの決勝ではスコアラーとなる選手が活躍してくれました。出場停止処分の選手(イライ・ティナイ)の穴を埋めるのに苦労していますが、この優勝でIRBランキングが4位から2位に上がった。ぜひこのポジションをキープしたい」
 東京セブンズでの優勝宣言と考えてもいいだろう。



 稲垣氏は「セブンズはフェスティバルです。今年はセブンズガーデンをテニスコート4面分に拡張した。また、コスチュームコンテストを行うなど観客の皆さんが参加できる大会にしていく。昨年の経験を活かし、IRBと連携を取りながら大会クオリティ向上に努めてきた。本番まで2日を切っているが、準備は万端! あとはキックオフを待つだけです」と大会成功に自信をみなぎらせた。



 また、セブンズが初めて正式種目として採用されるリオデジャネイロ五輪での出場国決定方法について、コールター氏は「もう少し時間をかけて決め、進めていく。言えるのは、予選は数年前から始まるということ」と述べるに止まり、詳細は明らかにされなかった。



 東京セブンズはスポーツ専門チャンネルの『J SPORTS』で全試合生放送、『TBS』では地上波でダイジェストなどを放送予定。海外でも155カ国で放送される。


 

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