ロンドンのトゥイッケナムスタジアムで現地時間10日、シックスネーションズ(欧州6カ国対抗戦)の第4節残り1試合が行われ、イングランドが18−11でイタリアを下した。イングランドはこれで4勝0敗となり、10年ぶりのグランドスラム(全勝優勝)に王手をかけた。
一方、敗れたイタリアはこれで1勝3敗。イングランドに1本もトライを許さず、後半8分には相手のミスから一気に攻め込み、SOルチアーノ・オルケラの絶妙なクロスキックをWTBルーク・マクリーンがインゴールで押さえるなど健闘したが、ラグビーの聖地で歴史的初勝利はならなかった。
今年のシックスネーションズは次が最終節。優勝の可能性があるのは、イングランドと、3勝1敗で追う前年王者のウエールズのみで、両チームは今週16日にカーディフ(ミレニアムスタジアム)で直接対決を行う。