来年フランスで開催される「第７回 女子ラグビーワールドカップ」に向け、ヨーロッパではすでに予選が始まっており、アイルランドが出場権を獲得した。
2010年の前回大会で優勝したニュージーランドと、同２位イングランド、銅メダルを獲得したオーストラリアに、トップ６入りしたアメリカとカナダ、それに2014年大会の開催国フランス（前回４位）は自動的に出場が決まっているが、予選を勝ち抜いて切符をつかんだのはアイルランドが初めて。
７人制女子代表も2013ワールドカップ・セブンズ出場を決めており、アイルランド女子ラグビー界は盛り上がっている。15人制代表は、２枚のワールドカップ切符をめぐる今年の女子シックスネーションズ（欧州女子６カ国対抗戦）で、ウエールズを12−10で下したあと、格上イングランドには25−０で歴史的初勝利を収め、スコットランドも30−３と圧倒して、初のトリプルクラウンを達成。予選の対象となる2012年からの総合成績で、イタリア、ウエールズ、スコットランドとのライバル間では２位以上が確定したため、予選通過一番乗りを決めた。
