セルジオ・パリセ
(撮影:BBM)
2013シックスネーションズ(欧州6カ国対抗)開幕戦でフランス代表を破り、2007年(4位)以来の好成績が期待されるイタリア代表だが、世界クラスのNO8であるセルジオ・パリセ主将がレフリーに対して侮辱的行為をしたため、30日間の出場停止処分で同大会残り試合ではプレーできなくなった。
イギリスのニュースサイト『BBC SPORT』によると、フランスクラブチームのスタッド・フランセに所属する29歳のパリセは、先週土曜日に行われたボルドー戦(トップ14)の前半プレー中にレフリーをののしり、レッドカードを受けて一発退場となっていた。そして今週水曜日、フランスナショナルリーグ(LNR)の規律委員会により処分が決定。プレーを再開できるのは3月18日からとなる。
シックスネーションズ第2節ではスコットランドに敗れ、1勝1敗となっているイタリアは、今週末にウエールズと対戦する予定。3月10日がイングランド戦、同16日がアイルランド戦となっている。
93キャップを持つパリセを失ったイタリア代表のジャック・ブルネルHC(ヘッドコーチ)は、ワールドカップを4大会経験しているベテランのルースFWマウロ・ベルガマスコ(33歳)をスコッドに追加招集した。