右膝に重傷を負ったハリケーンズ主力のWTBコーリー・ジェーン(30歳)が12日、今年のスーパーラグビーへの参加断念を自らの口で地元メディアに明言した。
ジェーンは先月末、硬いグラウンドで行われたハリケーンズのトレーニング中に右膝の前十字靭帯を断裂。ハーフバックからパスをもらってステップした際に滑り、大怪我を負った。痛めた箇所がはれているため、手術はまだ行われていない。
2011ワールドカップ優勝メンバーであり、オールブラックスとして43キャップを持つ万能BKは、 『ニュージーランド・ヘラルド』紙によれば、年末の欧州遠征でのプレーを望んでいるという。しかし、医師やメディカルスタッフから復帰を焦らないように忠告されており、年内は治療とリハビリに専念する可能性が高い。
フィールド外での長く苦しい闘いが待っているが、妻が第4子を妊娠していることも支えとなり、気持ちを奮い立たせて1年後の復活を目指す。
2013スーパーラグビーでのプレーは不可能となったコーリー・ジェーン(ボール保持者)
(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)