強豪国の男子7人制代表による「HSBC セブンズ ワールドシリーズ 2012−2013」の第5ラウンドが、2月8日から10日までアメリカのラスベガスで開催され、南アフリカが栄冠を獲得した。
カナダ、ケニア、ウルグアイとのプール戦を全勝で突破し、カップ準々決勝ではウエールズを26−0と圧倒した南アフリカ。延長戦にもつれたサモアとの準決勝を12−7で制すと、ニュージーランドとの決勝は前半に4連続トライで勝負を決め、40−21という大差だった。
南アフリカは今季1冠目獲得で、シリーズ総合ランキングは2位に浮上。
一方、DJ・フォーブス主将と中心選手のカート・ベイカーを怪我で欠き、ラスベガスのファンの前でまたしても“ビクトリーハカ”を披露できなかったニュージーランドだが、総合順位では1位をキープしている。
1週間前の第4ラウンド(NZ・ウェリントン大会)で準優勝だったケニアは、今大会ではベスト8入りできず。ホスト国のアメリカは、カップ準々決勝でフィジーに19−21と惜敗した。
「HSBC セブンズ ワールドシリーズ 2012−13」の第6ラウンドは、3月22〜24日に香港で開催される。
アメリカ大会を制し、ファンとともに喜ぶ7人制南アフリカ代表の選手たち
(Photo: IRB / Martin Seras Lima)
<HSBC セブンズ ワールドシリーズ 2012−13 第5ラウンド・アメリカ大会>
▽カップ準々決勝
・フィジー 21 – 19 アメリカ
・ニュージーランド 17 – 0 カナダ
・サモア 12 – 5 スコットランド
・南アフリカ 26 – 0 ウエールズ
▽カップ準決勝
・ニュージーランド 19 – 14 フィジー
・南アフリカ 12 – 7 サモア
▼カップ決勝(優勝決定戦)
・南アフリカ 40 – 21 ニュージーランド
▼3位決定戦
・サモア 36 – 31 フィジー
▼プレート決勝(5位決定戦)
・カナダ 22 – 5 スコットランド
▼ボウル決勝(9位決定戦)
・フランス 17 – 12 アルゼンチン
▼シールド決勝(13位決定戦)
・オーストラリア 41 – 0 ウルグアイ