USA大会を制したイングランド。シーズンチャンピオンの座も射程圏内に入ってきた
(PHOTO: IRB / Paul Rudman)
IRB女子セブンズワールドシリーズ第2戦は、アメリカのテキサス州ヒューストン(BBVAコンパス・スタジアム)を舞台に現地時間2月1〜2日の日程で行われ、イングランドが栄冠に輝いた。第1ラウンドのドバイ大会は7位だった女子イングランドだが、1冠目獲得でシーズン総合ランキングは3位に浮上。今週末にニュージーランドで行われた男子の大会もイングランドが制しており、嬉しいダブル優勝となった。
ベスト4に残ったのは、第1戦・ドバイ大会で圧倒的強さを見せたニュージーランドと、第2戦ホスト国のアメリカ、ワールドカップ・セブンズで連覇を狙うオーストラリア、そしてこの3チーム同様にコアチーム(世界トップ6)の一角を担うイングランドだった。
イングランドは準決勝でニュージーランドと対戦し、19−12で勝利。決勝は、オーストラリアを17−5で下したアメリカが相手となり、15人制イングランド代表でも活躍するジョアン・ワトモアが3トライを挙げるなど攻撃力を発揮し、29−12で歓喜の瞬間を迎えた。
なお、女子7人制日本代表は下位チームによるボウルトーナメントの決勝でブラジルに7−12で敗れ、12チーム中10位という成績に終わった。
女子セブンズワールドシリーズの次の舞台は中国。3月30日から2日間、広州で行われる。
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■女子セブンズワールドシリーズ 第2戦 (最終日結果)
▼ボウル準決勝(9〜12位)
・日本 34 – 10 トリニダード・トバゴ
▼ボウル決勝(9位決定戦)
・日本 7 – 12 ブラジル
▼カップ準々決勝(1〜8位)
・イングランド 19 – 14 オランダ
・ニュージーランド 12 – 10 カナダ
・アメリカ 15 – 7 ロシア
・オーストラリア 17 – 12 南アフリカ
▼カップ準決勝
・イングランド 19 – 12 ニュージーランド
・アメリカ 17 – 5 オーストラリア
▼カップ決勝(優勝決定戦)
・イングランド 29 – 12 アメリカ
▼3位決定戦
・オーストラリア 17 – 12 ニュージーランド
▼プレート決勝(5位決定戦)
・ロシア 29 – 10 オランダ
▼7位決定戦
・カナダ 33 – 0 南アフリカ
▼11位決定戦
・アルゼンチン 25 – 5 トリニダードトバゴ