7人制スターのマット・ターナー(中央)が復帰し、イングランドはニュージーランドを撃破
(Photo: IRB / Martin Seras Lima)
男子7人制ラグビーの強豪国が集う世界サーキット、「2012−2013 HSBC セブンズ ワールドシリーズ」の第4ラウンド・ニュージーランド(ウェリントン)大会が2月1日に開幕した。
大会初日は出場16カ国が4組に分かれて総当たりプール戦を行い、優勝を争うカップトーナメント準々決勝に駒を進めたのは、イングランド、ケニア、サモア、オーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチン、南アフリカ、スコットランドだった。
3季連続の総合優勝と、第3ラウンドのポートエリザベス大会に続き今季2冠目を狙う開催国のニュージーランドは、初戦でイングランドに14−19で敗れるという厳しいスタート。アメリカとのプール最終戦に負ければ8強入りを逃すところだったが、17−10でその戦いを制し、プールA2位通過で優勝争いに残った。
一方、今季第1ラウンドを制している強豪フィジーは、格下スコットランドに12−14、オーストラリアに12−21と競り負け、プールD3位。1999年から始まったセブンズワールドシリーズで、初めてベスト8入りに失敗した。
また、今季3ラウンドを終えて総合2位につけていたフランスは、ケニアに12−24、アルゼンチンに14−17と屈し、こちらも9〜16位トーナメントへ回ることになった。
初日の結果は以下のとおり。明日が大会最終日となり、カップ決勝を含む順位決定戦が行われる。
<2012−13 HSBC セブンズ ワールドシリーズ NZ大会 プール戦結果>
※ プールCの3チームは勝点で並び、得失点差で順位を決定。
<2012−13 HSBC セブンズ ワールドシリーズ NZ大会 準々決勝組み合わせ>
【カップ準々決勝/1〜8位】
イングランド vs. スコットランド
サモア vs. アルゼンチン
オーストラリア vs. ニュージーランド
ケニア vs. 南アフリカ
【ボウル準々決勝/9〜16位】
スペイン vs. ポルトガル
カナダ vs. トンガ
フィジー vs. アメリカ
フランス vs. ウエールズ