「ラグビーワールドカップ・セブンズ2013」開幕まであと約5カ月。日本は男女とも出場権を獲得し、残すは南米予選だけとなっているが、本大会のプール(組)分け抽選は世界ランキングをもとに行われるため、ポイントの対象となる「セブンズ・ワールドシリーズ」に注目が集まる。コアチームと呼ばれる強豪国を中心に展開されるその7人制ラグビー世界サーキットは、来週末に再開。ワールドカップ・セブンズ2013のプール分け抽選会は2月28日に行われるため、男子は第4戦のNZ・ウェリントン大会(2月1〜2日)と第5戦の米・ラスベガス大会(2月8〜10日)まで、女子は第2戦の米・ヒューストン大会(2月1〜2日)までのポイントでワールドカップ・セブンズ用のランキングを確定する。
IRB(国際ラグビーボード)が発表した7人制の最新世界ランキングは下記のとおり。男子は過去2シーズンのワールドシリーズ成績と今季3戦までのポイントを合算しての順位となっている。女子は、昨季開催されたチャレンジカップと、今季のドバイセブンズを含めたポイントが暫定ランキングに反映された。
男子7人制日本代表は今年2月のワールドシリーズには参戦しないため、19位以下が確定。24チームが集うワールドカップ・セブンズでは、4チームずつの6組でプール戦を実施するため、抽選のためのバンド分けは、下位グループの第4バンドに属することとなった。
一方、女子7人制日本代表は第2戦のヒューストン大会(2月1〜2日)に参加するためランキング変動の可能性はあるが、現在12位。このままの順位ならば、女子16チームが出場するワールドカップ・セブンズの抽選では、下から2番目グループの第3バンドに属し、4チームずつの4組に分けられる。
<ワールドカップ・セブンズ 2013 最新ランキング>
【男子】 ( )内は獲得ポイント数
1.ニュージーランド(393)
2.フィジー(327)
3.南アフリカ(306)
4.サモア(292)
5.イングランド(277)
6.オーストラリア(211)
7.ウエールズ(184)
8.アルゼンチン(166)
9.フランス(131)
10.ケニア(93)
11.スコットランド(69)
12.アメリカ(68)
13.カナダ(56)
14.ポルトガル(47)
15.スペイン(32)
16.ロシア(19)
17.トンガ(17)
18.ジンバブエ(12)
19.日本(10)
20.香港(5)
21.グルジア(0)
22.チュニジア(0)
23.フィリピン(0)
24.南米予選通過チーム(0)
【女子】
1.オーストラリア(30)
2.イングランド(28)
3.カナダ(28)
4.スペイン(28)
5.南アフリカ(24)
6.ニュージーランド(20)
7.アメリカ(18)
8.オランダ(16)
9.ロシア(16)
10.中国(10)
11.フランス(6)
12.日本(2)
13.チュニジア(0)
14.アイルランド(0)
15.フィジー(0)
16.南米予選通過チーム(0)