NZ・オークランド出身で、かつてはオールブラックスも期待されたカーン・フォトゥアリイ
（撮影：Yasu Takahashi ／ Nichigo Press）
イングランド１部リーグ（プレミアシップ）に属するノーサンプトン・セインツは24日、サモア代表のＳＨカーン・フォトゥアリイ（30歳）を来季戦力として獲得したと発表した。
広い視野からなる速い球出しに加え、正確なボックスキック、ダイナミックな走力も魅力で、昨季はオスプリーズ（ウエールズ）のセルティックリーグ優勝に貢献。2011年ワールドカップや南半球スーパーラグビー（クルセーダーズ）でも活躍して、世界トップレベルのハーフバックと評価されるフォトゥアリイを、オスプリーズは逃すまいと残留交渉を進めていたが、マネーゲームには勝てなかった。マンスター（アイルランド）、バース（イングランド）、ラシン・メトロ、モンペリエ（ともにフランス）も獲得に動いていたものの、年俸25万ポンド（約3600万円）のオファーをしたといわれるノーサンプトンへ移籍する。