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トップリーグ昇格争い コカ・コーラが唯一2連勝 クボタ初白星

2013.01.12


challenge 1


パワフルに突進するクボタのFLアランド・ソアカイ
(撮影:BBM)


 


 


 ジャパンラグビートップリーグへの昇格をかけた「トップチャレンジ1」の第2節2試合が、1月12日に大阪・近鉄花園ラグビー場で行われ、九州王者のコカ・コーラウエストが唯一の2勝0敗とし、2季ぶりの日本最高峰リーグ復帰へ大きく前進した。
 コカ・コーラウエストはこの日、トップチャレンジ2から勝ち上がってきた三菱重工相模原(トップイースト2位)と対戦し、26−22で勝利。前節のクボタ戦に続いて4トライ以上獲得でボーナスポイント1点も上乗せし、総勝点を最大の10とした(1試合の勝利で勝点4)。一方、敗れて0勝2敗となった三菱重工相模原だが、終盤に2トライ2ゴールで4点差(7点差以内)の負けとしたため、ボーナスポイント1点をものにして最終節に望みをつないだ。



 もう1試合は、クボタ(トップイースト1位)が32−30で豊田自動織機(トップウェスト1位)に逆転勝利。16点差をつけられた豊田自動織機が後半17分から、NO8ライアン・カンコウスキーとSH梅田紘一のトライ、それにSOマーク・ジェラードのキックで29−30と一時逆転したが、残り時間5分を切ったあと、クボタのSO立川理道がペナルティゴールを決め再逆転、激闘に決着がついた。ともに1勝1敗。ボーナスポイントの関係で、クボタは総勝点6、豊田自動織機は総勝点5となった。



 トップチャレンジ1の最終節(第3節)は今月20日に福岡・レベルファイブスタジアムにて、「クボタ×三菱重工相模原」、「コカ・コーラウエスト×豊田自動織機」の対戦カードで行われる。そして、最終成績が1位と2位のチームは来季トップリーグへ自動昇格が決定。下位2チームは、NTTドコモ(今季トップリーグ13位)もしくは福岡サニックス(同14位)との入替戦へ回る。


 



シェーン・ウィリアムズに襲いかかるコカ・コーラウエストFBトゥ・ウマガマーシャル
(撮影:BBM)


 

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