イタリア代表のジャック・ブルネルHC(ヘッドコーチ)は1月10日、来月のシックスネーションズ(欧州6カ国対抗戦)開幕に向け、スコッドメンバー30名を発表した。
昨年11月のテストマッチに参加した選手が大半を占め、2011年ワールドカップを経験しているFLポール・ダービーシャー、CTBゴンサロ・ガルチアが代表復帰。2008年に1キャップを獲得しているWTBパオロ・ブソにもチャンスが与えられた。
故障しているベルガマスコ兄弟はどちらも選出されず。弟のCTBミルコは昨年11月末に膝の手術を受けたばかりで、33歳になったベテランFLの兄マウロも万全な状態ではなく、スコッドから外れた。
キャプテンを務めるのは、年内に100キャップ到達が期待されるNO8セルジオ・パリセ(現在91キャップ)。
イタリア代表は今月20日からローマでキャンプに入り、2月3日に地元でフランス代表と今年第1戦を戦う。シックスネーションズでは4位(2007年)が最高のアズーリだが、昨年11月には世界トップ3のオーストラリア代表相手に19−22と競っており、他の5カ国にとって、もはや楽な相手でないのは間違いない。