ラグビーリパブリック

故障から復活の最強狩人ポーコック 豪州協会と新たに3年契約

2012.12.21


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ワールドカップNZ大会でも大活躍したポーコック。2015年はエリスカップ獲得を狙う


(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)


 



 オーストラリア・ラグビー協会は12月21日、世界屈指のオープンサイドFLであるデイヴィッド・ポーコックと2015年末までの新たな3年契約を結んだと発表した。
 今年、右膝の故障で離脱する前はワラビーズ(オーストラリア代表)の主将を務めた24歳のポーコックは、来年控えているブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとのテストシリーズだけでなく、3年後のワールドカップでも王座奪還を目指すワラビーズの主力と期待されており、キャプテンとして再び先頭に立つ可能性は高い。
 2008年11月の代表デビュー以来、45キャップを獲得。ブレイクダウンでの最強狩人は、IRB(国際ラグビーボード)のプレーヤー・オブ・ザイヤー候補に2回ノミネートされたことがあり、2010年にはオーストラリアの年間最優秀選手賞に輝いた。
 膝の手術を受けてリハビリしている間、マイケル・フーパーなど次世代スターが育ってきたことも刺激となっている。年末の欧州遠征ですでにプレー再開しており、来季はスーパーラグビー開幕から活躍の期待大。移籍1年目のブランビーズで、完全復活をアピールする。


 

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