散散な目にあったニック・ホワイト
（撮影：Yasu Takahashi ／ Nichigo Press）
９年ぶりのスーパーラグビー優勝を目指すブランビーズにとって欠かせない存在、SHニック・ホワイト（22歳）が、先月にキャンベラで開催された音楽祭で何者かに襲われ、あごを骨折していたことが明らかになった。12月18日、現地の新聞『キャンベラ・タイムズ』など複数のメディアが報じた。
同紙によれば、ホワイトは11月24日に行われた音楽フェスティバルの会場で、後方から突然一発殴られ、大怪我を負った。しかし、攻撃者が誰であるか確認できず、警察に告訴しなかったという。ブランビーズは事件の内部調査を行い、ホワイトには何の不正行為もなかったことを明らかにした。
ホワイトは手術を受け、現在トレーニングには参加しているとのこと。故障していた肩の手術を行ったためコンタクトワークはまだできていないが、来年２月16日のスーパーラグビー開幕試合、レッズ戦には影響ないとみられている。
ブランビーズでデビューして２年目を迎えた今年、ホワイトは先発ポジションを獲得して、スーパーラグビーのオーストラリア・カンファレンス優勝争いに貢献。６月、オーストラリア代表に初選出され、キャップ獲得には至らなかったが、ウエールズ代表との３連戦にベンチ入りした。