全国大学選手権大会のセカンドステージが12月8日から始まり、関東大学リーグ戦チャンピオンの東海大が34−5で近畿大を破り、白星発進した。
東京・秩父宮ラグビー場で行われたこの試合。強力FWを擁する東海大が接点で優位に立ち、前半14分にPR五十嵐健二のトライで先制すると、22分にはモールを駆使して追加点。バックスもよく走り、前半4トライで22−0として折り返した。
関西大学Aリーグ4位の近畿大は、後半5分、ハーフウェイからブレイクスルーしたSH光井勇人をNO8竹内琢恭がサポートし、ゴールラインを越えて意地を見せたが、得点はこの5点のみ。
東海大はラインアウトからのモールドライブでさらに2トライを挙げ、初の大学日本一に向け好スタートを切った。
今年の大学選手権は大会方式を変更し、セカンドステージでは16チームが4組に分かれて総当たりのプール戦を実施。各組1位がファイナルステージのトーナメント戦に進出する。
東海大と近畿大はプールCで、明治大(関東大学対抗戦A:3位枠)、日本大(関東大学リーグ戦1部:5位)もライバルとなる。