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欧州6カ国対抗MVPリディエイトがドラゴンズ退団決意。フランス行きか

2012.12.05


DL


首の骨折なども乗り越えてワールドクラスの選手になったリディエイト
(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)


 


 


 セルティックリーグのニューポート・グウェント・ドラゴンズは12月5日、主力選手であるFLダン・リディエイト(24歳)が今シーズン限りでチームを退団すると発表した。移籍先は未定だが、イギリスのニュースサイト『BBC SPORT』は、ラシン・メトロを筆頭にフランスの複数クラブが獲得に動いていると報じた。



 ウエールズ代表として、今年のシックスネーションズ(欧州6カ国対抗戦)で全勝優勝に貢献したリディエイトは、同大会最優秀選手に選ばれた世界クラスのプレーヤー。9月下旬のエディンバラ戦で左足首を脱臼骨折し、現在はリハビリ生活を送っている。



 近年は、ウエールズ代表選手のフレンチクラブ入りが相次いでおり、ウエールズラグビー界はスターの海外流出に頭を抱えている。SHマイク・フィップス(バイヨンヌ)、SOジェームズ・フック(ペルピニャン)、FBリー・バーン(クレルモン)、LOルーク・チャータリス(ペルピニャン)、WTBアレド・ブリュー(ビアリッツ)、PRゲシン・ジェンキンス(トゥーロン)、HOヒュー・ベネット(リヨン)のほかに、今季終了後にカーディフ・ブルーズを退団する大型CTBジェイミー・ロバーツも、フランス行きが濃厚とみられている。


 

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