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ジャパン欧州遠征メンバーの東芝LO大野 帰国後初戦へ決意語る

2012.11.30


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長い欧州遠征から帰国し、記者たちの問いに答える大野均
(撮影:向風見也)


 


 


 1カ月の休止期間中だった日本最高峰のラグビートップリーグは12月1日、各地で再開。11月は日本代表として欧州遠征に参加した東芝LO大野均は、同日にヤマハ発動機と行う第9節(埼玉・熊谷ラグビー場)に先発する。



 27日に帰国した。10日のルーマニア代表戦(ブカレスト)にはフル出場し、34−23で勝利。ジャパンが敵地でのテストマッチ(国同士の真剣勝負)で欧州諸国代表を下す、初めての瞬間を体感した。25−22で制した17日のグルジア代表戦(トビリシ)では、テストマッチ出場により得られるキャップ数を国内歴代3位の「63」に更新した。



「今回は久しぶりの遠征でフレッシュな気持ちで行けたので、ベテランだからどうこうというのはない。逆にヨーロッパに勝った試合に出れたのは嬉しいし、メモリアルでした」



 29日には東芝の練習に参加し、「昨日(28日)の夜に結構、寝れたんで、時差ぼけもなく。疲れは感じなかったです。試合までには万全になると思う」と話した。久々に合流した所属先のトレーニングでは、激しいぶつかり合いがなされた。ゲーム前の調整にも関わらず、途中、控え選手数名が怪我で抜けた。激しさをモットーとするこのクラブで在籍12年目の大野は笑った。



「これが東芝。(休まず走り続ける)エディー・ジャパンとは違うハードさがありました」



 東芝とヤマハ発動機の一戦は13時、キックオフ。


 


(文・向風見也)


 

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