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拓大が大学選手権行き決定! 切符争う中大に僅差で勝利

2012.11.24


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拓殖大(オレンジ)は3季ぶり3回目の全国大学選手権出場となる
(撮影:BBM)


 



 関東大学リーグ戦1部は24日、東京・上柚木公園陸上競技場で2試合があり、拓殖大が中央大に19−12で勝利。4勝3敗で5位以内を確定させ、大学選手権進出を決めた。



 拓大は序盤、自陣ゴール前でのラインアウトから肉弾戦に持ち込むも、得点には至らず。接点間際で粘り強く守る中大に攻め込まれた31分、SH高崎悠介の速攻から先制を許した。それでも34、42分とFB山本逸平がインゴールに駆け込み12−7とし、後半17分、敵陣22メートル付近右のモールの脇をLOヘル・タウアテ・ヴァル・ウヴェが突破、最後はFL西原佑司がゴールラインを越え、これを決勝点とした。BK陣が相次ぎ好ランを仕掛ける中大は、21分にWTB高悠也がトライも反撃はここまで。2勝5敗の6位で今季を終える松田雄監督は、「気持ちと気持ちがぶつかったなか、勝たせてあげられなかったのは残念。最終戦が終わってのコメントはこれくらいかな。ゆっくり反省するよ」と語った。



 勝った遠藤隆夫監督は「内容的にはやりたいことができなかったけど、踏ん張れた。(選手権では)強いチームにチャレンジできる。ディフェンスでのターンオーバー、ラインアウトからのモール…。練習でやっていることの精度をもう1回、高めたい」と話した。



 大東文化大は関東学院大を47−24で制し、1勝6敗の7位となった(関東学大は7戦全敗の8位)。


(文・向 風見也)


 

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