大東大と関東学大は12月8日の入替戦で1部残留を目指す
(撮影:BBM)
関東大学リーグ戦1部で下部との入替戦行きが決まっていた2チームが24日、東京・上柚木公園陸上競技場で対戦。大東文化大が関東学院大を47−24で制した。入替戦は12月8日、埼玉・熊谷ラグビー場で行われ、1勝6敗で7位の大東大は同2部の2位、7戦全敗で8位の関東学大は1位のチームとそれぞれ激突する。
ラインアウトからのモールを軸に攻め立て前半を24−12とした関東学大だが、ハーフタイム明けから防戦一方となる。後半1分はLOテビタ・ツポウ、7、13分にはFLフィリペ・フィナウのトライを許し、スコアは逆転。この日は今季初めて留学生が2人揃って先発の大東大は、27分、20歳以下日本代表のNO8長谷川崚太が約60メートルを駆け抜け勝負を決めた。青木忍監督は「いままで長谷川に来ていたマークが留学生2人に分散して、上手くトライが取れた。(入替戦は)ベストメンバーで、1部のプライドを持ってやる」と話した。
敗れた櫻井勝則監督は「集中力が続かなかった。ディフェンスで5番(LOツポウ)、6番(FLフィナウ)、8番(NO8長谷川)まったく触れずにやられて…」と肩を落とす。入替戦に向け、選手には「繰り返し、繰り返し、苦しい練習を続けられるか。それができなければいい結果は出ない」と発破をかけるつもりだ。
(文・向風見也)