セブンズがオリンピック正式競技となることで世間の関心を集め、さらに7人制日本代表が2013年ワールドカップ・セブンズ出場を決めたことで、盛り上がりをみせる日本の女子ラグビー界。2014年には、第7回女子ラグビーワールドカップ(15人制)がフランスで開催されるため、日本は12年ぶりの出場を目指して強化を進めている。
この国で、女子ラグビーの普及や底辺拡大に大きな役割を果たしてきた大会に、「女子ラグビー交流大会」がある。1988年に創設され、記念すべき第25回大会となる今年は、今週23日(金・祝)に東京・江戸川区陸上競技場で開催されることになった。
今年は第25回を記念して、例年開催されている「一般の部」、「エンジョイメントの部」に加えて、関東と関西の最強単独クラブチーム同士によるクラブチームナンバー1決定戦、「日本体育大学ラグビー部女子 vs. 名古屋レディース」を、日本ラグビーフットボール協会会長杯として実施する。また、2014年女子ワールドカップ・アジア地区予選に向けた女子日本代表セレクションマッチ「女子三地域対抗試合」(12月2日より開催)に出場する選手たちによる、三地域の交流戦も行われる予定だ。