関東大学ラグビー対抗戦Aの明大は18日、東京・秩父宮ラグビー場で帝京大と対戦。同対抗戦の全勝対決に向け、明大のFL竹内健人主将は「日本一のFWを決める試合やと思ってますんで」と意気込む。
今季の同対抗戦ではここまで5戦全勝と波に乗る明大。大学選手権3連覇中で今季も開幕5連勝中の帝京大には、8月18日、長野・菅平での練習試合で35−31と勝利している。しかし、当時のFL竹内主将は不満足そうな表情を浮かべていた。「こっちが苦労して点を取ったのに、帝京は簡単に点を取った」という試合内容に加え、相手がハーフタイムを経てメンバーを総入れ替えしてきたことを悔しがった。前半は7−12とリードされていたことに触れ、「わからないですけど、リードしていたら(相手は)代えてこなかったかもしれない」と語った。再戦に向け、相手を「FW、BKとバランスのとれたチーム」と評しつつ、勝敗のポイントにはFW同士の肉弾戦を挙げた。
天理高出身。身長176センチ、体重92キロとFWにあっては小柄も、1年次から出場機会を得てきた。最終学年で担うこととなった主将という役割については「それを大変だと思わず、大学4年でキャプテンをやれることを楽しんでいきたいです」と話していた。対抗戦の優勝争いに大きく関わる一戦は14時、キックオフ。
(文・向 風見也)