ソニービル・ウィリアムズ
(撮影:BBM)
フランソワ・ボタとボクシングマッチを行うためシドニー入りしているソニービル・ウイリアムズ(パナソニック ワイルドナイツ)が、先週末の近鉄ライナーズ戦で痛めた胸筋を病院で精密検査し、31日に手術を受けたことが明らかになった。現地の新聞『シドニー・モーニング・ヘラルド』紙などが伝えた。
本人はツイッターで激励してくれたファンに対し「手術は成功したよ。サポートしてくれてありがとう。ボクは本当に幸せ者だ」とコメントしている。
胸筋の怪我は、回復に十分な時間をかけなければ小さな断裂がより大きな断裂につながるといわれており、2〜3か月間はリハビリが必要との一部報道もある。キズが小さい場合は早期回復も考えられるが、そうでなければ、ソニービルのトップリーグ復帰はレギュラーシーズンの終盤になるかもしれない。また、11月24日に予定されていたフランソワ・ボタとのボクシングマッチは2月に延期になることが濃厚だ。
以前から、天才フットボーラーのソニービルは、日本シーズン終了後にラグビーリーグ界(13人制)へ転向するとの噂がある。今回の旅では、入団が有力視されているシドニー・ルースターズと正式契約する準備が進められているとの情報もあるが、本人は「日本に戻って、早くワイルドナイツの力になりたい」と現地メディアに対してコメントし、ルースターズ入りに関する明言を避けた。