2015年ラグビーワールドカップの南米地区予選が10月27日にサンパウロで行われ、過去最大規模となった約6,000人の観衆の前で、ホームチームのブラジル代表が35−22でパラグアイ代表を破り、初出場の夢をつないだ。
南米Bグループ予選を突破し、カリブ王者バミューダとのプレーオフも制して勝ち上がってきたパラグアイ(当時世界ランキング38位)だが、格上のブラジル(同33位)を倒すことはできなかった。
序盤から主導権を握るも、後半開始1分までに19−15と迫られたブラジルだったが、すぐさまトライを奪い、ペナルティゴールを3本重ねて逃げ切った。
2016年に地元リオデジャネイロで開催される夏季オリンピックで、セブンズが実施されることから、ブラジルではラグビー熱が少しずつ高まっているという。サッカー大国が楕円球の最高峰舞台でも輝くことはできるか。次は2013年の南米選手権Aに進み、ウルグアイ(ランキング21位)とチリ(24位)に挑む。
(情報提供:IRB)