(ピエール・スピース)
南アフリカのブルー・ブルズは23日、南アフリカ代表のNO8ピエール・スピース(27歳)と新たに3年契約を結んだと発表した。世界屈指のエイトマンを欲していたフランスのアヴィロン・バイヨネが3年総額1500万ランド(約1億4000万円)でアプローチしていたとの噂もあったが、ブルズの主将でもあるスピースは生まれ育ったプレトリアに、少なくとも2015年11月まで留まる決断をした。
今年7月末に行われたスーパーラグビーのプレーオフ(クルセーダーズ戦)で左手薬指を骨折し、南半球4カ国対抗戦「ラグビーチャンピオンシップ」を欠場していたスピースは、手術は成功したものの、万全の状態で来年の復活を目指しているため、11月のヨーロッパ遠征には参加しない。